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日経記事「格差を考える」中

引き続き日経特集記事の紹介です。


格差を考える(中)

 規制緩和悪くない 景気回復で所得底上げ

二〇〇二年の規制改革で車両を自由に増やせるようになったタクシー業界で、経営不振から立ち直った会社がある。バブル崩壊後に過剰債務で苦しんだ日本交通(東京・品川)だ。
「黒タク」人気にリストラと並んで進めたのが、通常タクシーと同じ料金でハイヤーさながらの高級感のあるサービスを提供する黒塗りセダン車、通称「黒タク」の導入だった。これが利用者の支持を得て、直近三ヵ月の実車率(客を乗せて走った走行距離の割合)も四七%と一年前に比べて二回上昇した。「今は実入りがいい黒タクを希望する運転手も多い」と川鍋一朗社長は言う。
「競争激化で運転手の勤務実態が過酷になった」と指摘されるタクシーの規制緩和。輸送人員が伸びないなかで車両数は増加し、○四年度の一日一台あたりの営業収入(全国平均)は二万八千九百八十五円と二〇〇〇年度に比ベー割減った。既存業者や運転手には確かに厳しい改革だった。
だが、黒タク、車いす対応の福祉タクシー、長距離割引など規制時代には生まれなかったサービスが登場し、消費者は恩恵を受けた。
○四年四月に営業を開始したトマト交通(福岡市)の増田治社長は、「タクシー業界にはサービス接客業としての意識が欠けていた」と指摘する。業界は不況期の雇用の受け皿にもなり、法人タクシーの運転音数は五年間で一
万八千人増えた。景気回復のすそ野も広がり始め、東京無線の登録タクシーの一日当たり営業収入は三年前は四万八千円程度だったが、三月の最終週には最大で六万七千円まで跳ね上がり、バブル期にほぼ並んだ。
規制緩和は突然、始まったのではない。二度のオイルショックから立ち直り、存在感を高めた日本経済は一九八〇年代に市場を開放し、規制緩和を進めることで世界と共存する道を選んだ。八四年の日米円ドル委員会報告で金利自由化が始まり、金融業への参入規制の緩和などが進んだ。通信規制の緩和では九〇年代後半にPHSや携帯電話、インターネットなどが爆発的に広がった。
裏側では既存の業界は厳しい競争にさらされ、淘汰も起き、利用者は自己責任を聞かれた。だが、規制緩和で「経済力の過度の集中などが改められた」(R・ラジャンらの近著「セイビング・キャピタリズム」)。この原点を忘れ政府介入、保護主義に戻ることを選択すれば日本経済は再び長期低迷に陥りかねない。

 再挑戦する若者

長期不況やデフレが生んだもう一つの格差の象徴、「二ート」「フリーター」。二十五−三十四歳の若年層は九〇年代の新卒採用抑制の影響をもろにかぶった。
九七年には失業者の四分の一がこの世代だった。日本は所得が平均の半分以下しかない世帯の割合を示す貧困率が一五・三%(二〇〇〇年)と世界五位だが、これも若年層の影響も大きいとの見方がある。
だが、景気回復で彼らにも「底上げ」のうねりが押し寄せている。今月一日、福岡銀行は派遣社員約四百人を正社員として採用する措置に踏み切った。人材派遣大手アデコ(東京・港)も派遣先企業で人材が正社員として取り込まれる例が後を絶たない。
「リベンジ(復しゅう)転職」。就職氷河期に大学を卒業した三十歳前後の若者の間ではこんな言葉も使われる。総務省によると派遣・パートなど一非正規雇用」から正社員への転職は、○五年で前年比一七%増の四十一万人に達した。
問題はこの動きがどこまで広がり、「負け組]を固定化しないようにするか
だ。日本総合研究所の太田浦主任研究員は「経済の持続的成長があれば、所得の低い層の拡大を食い止められる」と指摘する。成長の過程で富める者がより豊かになり格差が広がるとしても、全体が底上げされる限りは恐れるには及ばない。


▼ニートとフリーター 学校に行かず、仕事もせず、職業に就くための訓練もしていない十五−三十四歳の未婚者がニート。総務省の調査では二〇〇四年時点で約六十四万人。フリーターは正社員ではないが働く意思はあり、アルバイトやパートの仕事を希望する若者のこと。○三年に二百十七万人いたが、雇用改善を背景に○五年には二百一万人に減った。

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日本経済新聞 平成18年4月20日






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やはりこの年になっての再就職は難しいのかなあ・・・正直へこみました [続きを読む]
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毎日楽しいなぞかけをつくっています。けっこう真面目な内容ですよ。「格差社会を問題視する人たち」とかけて・・・ [続きを読む]
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