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天皇と日本人

サイパンご訪問 慰霊の意義を考え直そう
天皇、皇后両陛下が、日本軍玉砕の島である米自治領サイパン島訪問の旅を終えられた。今回のご訪問は、これまでのように親善のためではなく、純粋に先の大戦の犠牲者を慰霊されるのが目的であった。これを機に戦没者への思いを新たにするとともに、慰霊の意味をもう一度考えてみたいものである。
サイパン島は第一次大戦後の大正九(一九二〇)年、国際連盟の承認のもとドイツ領から日本の委任統治領となった。戦前は多くの日本人が暮らし、軍隊も駐留していた。
しかし、先の大戦の最中の昭和十九年六月、米軍が上陸、日本軍は島の最北部へ追い込まれ、七月七日までにほぼ玉砕した。民間の日本人も北端の岬から海へ飛び込むなど多くの犠牲を出した。その数は軍、民間合わせて五万五千人に上る。ほかに現地の人ら九百人も亡くなった。この戦争の悲惨さを最も象徴している島といえる。
両陛下がこのサイパンを訪問されたのは戦後六十年の節目にあたっての慰霊のためだが、天皇が中部太平洋の激戦地に足を運ばれたのは、昭和天皇の時代を含めても初めてだった。
両陛下は戦没者の碑や、慰霊碑、多くの日本人が身を投じたバンザイクリフなどを回り、頭を下げられるとともに、当時の帰還兵らが話す激戦のもようにも耳を傾けられた。
ご訪問に対し、現地の人々は熱烈に歓迎した。また、多くの戦没者の遺族や帰還兵らもご訪問に合わせて日本からサイパンに赴き、両陛下のお姿に感激の声をあげていた。
遺族をはじめ関係者が、いかに天皇の慰霊を待ち望んでいたかを示しているといえる。サイパンばかりでなく、中部太平洋に散った戦没者の霊は、この慰霊によって初めて安らぎを得たであろう。遺族たちも胸のつかえがおりたはずである。
こうした「慰霊」のもつ意味を、日本人は深く心に刻むべきである。
論議を呼んでいる首相の靖国神社参拝問題も、政治的ではなく戦没者への慰霊という観点からまず考えなければならない。
そのことがいかに大切かを考えれば、他国への配慮で参拝中止を求める論議がいかに愚かであるか、おのずとわかるはずである。(6月29日 産経新聞社説)



天皇皇后両陛下がサイパンへの慰霊訪問をされたのは先月の28日のこと
でした。もちろん政治的意図などは無い純粋な慰霊の旅だったのですが、
それに対しての中国韓国の反応たるや、想像以上のものでした。


まずは中国の反応。

「侵略を美化」と批判・両陛下の訪問で中国紙
【上海28日共同】天皇、皇后両陛下のサイパン訪問をめぐり、中国各紙は28日「侵略を美化する」などと批判する記事を掲載した。共産党機関紙、人民日報は報じていないが、上海紙の新聞晨報や北京紙の北京青年報、新京報など大衆紙に批判的な論調が目立つ。
新聞晨報は、天皇は「殺人者」と「被害者」への対応を区別すべきだと指摘。「先の大戦によって命を失ったすべての人々を追悼する」との天皇の言葉が「侵略者を美化する言葉で、歴史に対する正確な認識と反省を欠いている」と批判した。
新京報は、天皇が慰霊する戦死者は「靖国神社の戦犯と同じ穴のむじなだ」と断じ、天皇の慰霊の旅が「小泉純一郎首相の靖国神社参拝に大きな支持を与えることになる」とする日中関係研究者の見方を紹介した。 (23:03)



韓国の反応についてはこちらのブログさんが実にうまく
まとめておられますのでリンクを貼らせていただくことにします。
★厳選!韓国情報★:★過去史反省と新たな補償のきっかけにせよ!
天皇陛下サイパンご訪問に韓国言論反応



天皇陛下に対しての無礼侮辱の数々は中韓への新たな怒りを生んでいます。
我々日本人にとって、天皇とはいかなる存在であるのか
改めて今日は考えてみたいと思います。


天皇(Wikipedia)
1.大日本帝国憲法(明治憲法)において、はじめて「天皇」という公称が
  確立された(なお、対外的には「皇帝」と称していた時期もあった)。
  統帥権から「大元帥」とも言われた。日本国憲法においては、
  「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」(憲法1条)とされるに至った
  が、これが元首や君主に該るかどうかには論議がある。
2.日本国憲法で定められた地位および日本国の象徴。

天皇の地位
天皇は日本国と日本国民統合の「象徴」とされ、これは主権の存する日本国民の総意に基づくものとされる。天皇が日本国憲法の下における「元首」であるのか否か(あるいは、そもそも日本国憲法の下における元首は誰か)については議論があるが、「象徴」ではあっても立憲君主制国家として国家の事実上の「元首」という見解もある(その論拠としては、天皇が国事行為(後述)として、通常元首が行うとされる行為を行うことが挙げられることが多い)。憲法に鑑みると日本国は無元首国家(元首が存在しない)と見るのが多数説であるが、異説もある。 天皇が「君主」か否かも問題とされることがあるが,結局は君主をどう定義するかによるのであり、意味のある論点ではない。

天皇の国事行為
天皇は日本国憲法の定める国事に関する行為のみを行うとされ、国政に直接関与する権能を有しない。天皇の行う国事行為は以下のとおり。(リンク先でご確認ください)


大日本帝国憲法における天皇
大日本帝国憲法はプロイセン(ドイツ)の憲法を参考に作成されたと言われている。日本は憲法制定に関し、イギリスやドイツに倣って(外見的)立憲君主制を取っており、絶対君主制を取っていない。
大日本帝国憲法においての天皇は絶対の存在とみられがちだが、明治以降も、天皇が直接命令して政治を行うことはあまり無く、政治の表舞台に出たことはほとんどない。この点において天皇は「君臨すれども統治せず」といった現在の英国王室に近い存在であったと言える。

天皇の地位
大日本帝国憲法においては、その第1条で、「大日本帝國ハ萬世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と定められていた。

天皇の権限
大日本帝国憲法において天皇は以下のように記されている。

・主権は天皇にある。
・陸海軍の統帥権は天皇にある。
・国会は天皇に対する協賛機関。
・内閣は天皇に対する助言機関。
国会において政府に反対する勢力が多くを占めることを予想して、国会や内閣の権限を弱め、天皇の名を借りて政府や軍部の権限を強化してあるといえる。この構造が昭和に入ってから軍部に大きく利用されることとなり、「軍の統帥権は天皇にあるのだから政府の方針に従う必要は無い」と憲法を拡大解釈して軍が大きな力を持つこととなった。

ちなみに日清戦争、日露戦争等では明治天皇が最後まで開戦に反対していたという逸話が残っており、昭和天皇も太平洋戦争の開戦に強い不信感を持っていたといわれている。


天皇制(Wikipedia)



宮内庁ホームページ  宮中のご公務など
天皇皇后両陛下は,宮中の祭祀を大切に受け継がれ,常に国民の幸せを祈っておられ,年間約20件近くの祭儀が行われています。皇太子同妃両殿下をはじめ皇族方も宮中祭祀を大切になさっています。



戦後にアメリカから押し付けられる形で成立し一部の方には大変不評な日本国憲法ですが、こと天皇に関する記述「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」に関しては完璧とも思えます。

話はいきなり飛びます。
当たり前の話で大変申し訳ないのですが、一人の人間がこの世に生まれてくるためには二人の親を必要とします。二人の親が生まれてきたのは四人の祖父母があってのものです。このようにさかのぼっていけば我々一人一人の人間の存在は気の遠くなるほどの多くの先祖の存在から成り立っています。壮大で感動的な生のバトンリレーです。
この考えを展開してさらに考えれば日本という島国の閉鎖された空間の中では日本人であれば皆、親戚同様といっても過言ではありません。天皇家はそういった日本人共同体で文句なしに総本家たる歴史的権威を備えています。源氏平氏を始めとし、日本史を彩ってきた有力氏族の多くは天皇家に起源があります。起源が無くとも天皇家から派生した氏との婚姻関係も当然ありますから、日本人であれば我々の祖先に天皇家の血を引く先祖がいても全く不思議なことではありません。
まさに天皇家とは「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」なのです。
日本以外の皇室、王室は対外的な政略結婚などによって限りなく民族的な「血」は薄まっています。トルコ皇帝はハレムに入った他民族の女性との混血でトルコ人の血は限りなく薄くなっていました。モンゴルもそうですね。スウェーデン王室はナポレオン配下の将軍が起源です。日本の天皇とは世界史的に唯一といっても良いほどの特殊な存在なのです。


以後は私独自の見解です。
私は以前から天皇とは日本人道の家元ではないか、と思っています。
その考えは以前の投稿、「神道を考える」と密接に関連します。
興味のある方はリンク先も読んでやってください。
関連するのは以下の部分です。
私自身の神道に対する考えを述べます。
神道の本質は日本人の祖先や国土に対する素朴な感謝と敬慕にあります。
日本人が日本人であるための日常的な確認を形にしたものともいえます。
ですから神道は「教」「宗」ではなく、「道」なのです。


ここでまたWikipediaから引用します。


外交儀礼における天皇の相対的地位
外交儀礼(プロトコル。国際礼譲)における天皇の位置付けについては、国際的な慣行により次のような扱いがなされる。

天皇・皇帝・女帝(Emperor、Empress) ≧ ローマ教皇(Pope) > 国王・女王(King、Queen) > 大統領(President) > 首相(Premier)
2005年現在の世界では国家元首等のうち皇帝級の職位を称するのは日本国天皇のみとなっている。「学問上の定義として天皇と皇帝は異なる」と主張する一部の学者等からは英訳呼称として Emperor でなく Tenno が提唱されることもあるが、実際の国際慣行においては日本国天皇は皇帝(エンペラー、カイザー)として扱われている。
プロトコル(プロトコール)の厳然たる存在を示す実例としては、国際的な場において同席する際にイギリスのエリザベス女王が天皇に上座を譲ること、天皇・皇后訪米の際アメリカ大統領が空港へ白ネクタイ(ホワイト・タイ)で出迎えること(この歓迎方法は米国大統領にとって最敬礼のものとされており、現在その対象となるのは日本国天皇、ローマ教皇、英国国王のみ)などが挙げられる。
なお、これらの扱いはあくまで外交儀礼上かつ相対的なものであって、現実の国際社会の様々な局面においてまで「日本国天皇が世界中で最も地位が高い・権限がある」等々のことを示すものではない。



Emperorとは塩野七生氏の「ローマ人の物語」によると
軍隊司令官の軍事統帥権「インペラトール」に由来する言葉だそうです。
つまりエンペラーとは軍事的色彩の強い名称だといえます。
私的には崇高なるものを意味する「アウグストゥス」Augustus
(古代ローマ皇帝の正式名称の一部)の方が
日本の天皇の性格を示すのにはふさわしいと思っています。

今の日本の天皇家のあり方は日本の歴史上いちばん健全で望ましいもの
です。園遊会での米長名人とのやり取りなどから、天皇陛下ご自身も
そのようにお考えなのではないかと僭越ながら推察します。
スキャンダルにまみれたどこぞの王室と違って日本の天皇陛下の
人格的な高邁さや英明さは、日本が世界に誇るべきものです。

そのような天皇陛下だからこそ、ましてや日本人の象徴である天皇だからこそ
日本人は天皇に対する非礼や侮辱をわが身に受けたことのように思うのです。

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