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日露友好を実現するべき

北方領土問題、四島領有の正当性を強調 プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は27日、テレビとラジオの生放送に出演し、国民から寄せられた質問に答えた。大統領は北方領土問題について、四島をロシアが領有している現状の正当性を強調する一方「両国が満足できる解決策を見つけたい」との意欲も表明した。
プーチン大統領はサハリン在住の学生の質問に答えて「四島がロシアの主権下にあることは国際法によって確定されており、第2次大戦の結果だ。議論の用意はまったくない」と述べた。11月に予定されている訪日を前に基本姿勢を強調する狙いと見られる。
大統領はその上で「四島の問題はロシアにとっても日本にとっても非常に敏感な問題だ。善意に基づいて、両国と島の住民を満足させる解決策を見つけられる、と確信している」と話した。
ロシアでは終戦60周年の今年、四島占領を日本の軍国主義の責任に帰する論調が強まっており、今回の発言もこの流れに沿ったと言える。一方、プーチン氏は最終的な四島の帰属については踏み込んだ発言を避け、交渉の余地を残した形だ。
2005年09月27日19時31分 朝日新聞


日ロ外相、北方領土問題の調整加速で一致
【ニューヨーク=秋田浩之】町村信孝外相とロシアのラブロフ外相は14日、国連本部で会談し、11月のプーチン大統領の訪日時に北方領土問題を進展させるため、外相レベルでの調整を加速することで一致した。ラブロフ外相は東シベリアからの石油パイプライン建設について「出口を必ず太平洋までもっていきたい」と、日本向けルートの実現に強い意欲を示した。
町村外相はプーチン大統領訪日について「外相同士を含め、さまざまなレベルでしっかり準備したい」と表明。ラブロフ外相は「準備は全体的に順調に進んでいる。自分は楽観視している」と成果に期待感を示した。
ラブロフ外相は緊迫しているイランの核開発問題を巡り、国連安保理への付託に反対する立場を重ねて強調、米国と一線を画した。その理由として「国連安保理に持ち込むと、(対立が)どんどんエスカレートしてしまう」と説明。国際原子力機関(IAEA)の協議で解決策を探るべきだと主張した。 (12:25)
2005年9月15日 日本経済新聞


北方領土などに300億円 ロシア閣僚が国後島視察
【モスクワ15日共同】ロシアのプーチン政権が来年度予算で、北方領土を含む極東、シベリア地域の生活基盤整備に、75億ルーブル(約300億円)を超える特別予算を計上するとともに、グレフ経済発展貿易相ら閣僚視察団が15日から、国後島や沿海地方などを訪問することが、同日明らかになった。
北方領土には最近、イワノフ国防相ら要人の視察が相次いでおり、今回の視察団派遣も、11月のプーチン大統領訪日を控え、北方4島のロシア主権を誇示、劣悪な生活基盤への住民の不満を緩和する狙いがあるとみられる。
2005年09月15日木曜日 河北新報


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北方領土(Wikipedia)




日本の安全は脅かされつつあります。最近、中国とロシアは合同軍事演習でも見られたように極めて接近し、戦略的パートナーとなりつつあります。まさに日本にとっては悪夢のような状況です。

安全保障上、日本は同時に中国とロシアを敵に回す事態だけは避けなければなりません。敵意をむき出しにして日本に一方的に譲歩を迫る中国。日本にとってはもはや話し合いの余地はありません。日本は中国に対して事実上の敵国認定をして、周辺諸国をできるだけ取り込んで中国封じ込め戦略を構築する必要があります。

中国はもちろん嫌いだが、ロシアとアメリカも嫌いだという方が保守層の中でさえ一定数居ます。核も持たない日本一国でそれらの強大国と渡り合っていけると、その方たちは本気で思っているのでしょうか。できるかもしれませんが、相当に危険である事は間違いありません。原理主義で戦略を語る事は危険です。

現実的に日本の危険を極小化するためには、ロシアを味方に付けないまでもせめて中立の状態に置く事です。ロシアとはまだ話し合いのできる余地があります。中国との接近ぶりも、日本やアメリカに対してロシアの戦略的価値を高めて、様々な交渉を優位に進めようとする牽制的な意味合いもあると思います。ロシアにしてみれば、陸続きの膨張主義の中国が強大国化するよりも、利害の対立点が少なく民主主義と平和を尊重する日本との提携の方が、ロシアの国益に適います。プーチン自身も柔道を愛し、娘さんは大学で日本史を専攻するぐらいですから、親日とは行かないまでも日本に対して親近感ぐらいは持っているかもしれません。中国と戦略的パートナーとなったからといって、日本は諦めるべきではありません。

北方領土の経緯を見ると、理屈の上では日本は千島列島全島、解釈によっては南樺太までも領有を主張できる立場にあります。しかし、相手が到底受け入れられない主張は現実上、理想論空想論でしかありません。今の日本が最優先するべきはロシアとの友好関係の確立です。11月の首脳会談では北方領土にこだわるあまり、ロシアとの友好関係を確立できないような事態になる事だけは避けるべきです。解決できなければ棚上げにしても仕方のない事です。北方領土にこだわるあまり日本全体を危険に晒す愚だけは避けるべきです。

日本からロシアに対しては次のような働きかけをするべきでしょう。

・資源国のロシアと工業国の日本は国益を相互に補完できる
・日本は領土的野心を持たないためロシアの脅威にはならない
・中国とグルになる事はロシアの大きなイメージダウンである
・中国がアジアを併呑すれば、次はロシアに向かう
・日露友好が実現すれば、日本から極東地域への投資が期待できる
・北方四島さえ返還すれば日本は最終決着とする
・日本は旧ソ連の戦争犯罪を問わない
・四島を返還すれば、日本と世界の対ロシア感情は劇的に改善する
・アメリカとロシアの差は沖縄と北方四島の差である
・四島の返還が実現すれば多大な対ロ援助の用意がある
・以上、中国よりも日本との友好関係の方がロシアの国益に適う

北方四島が還ってくれば日本としては100点満点でしょう。ロシアとプーチンの面子を立てるためにも、返還はロシアの善意とし、それへの感謝として日本が多額の援助を用意する、といった具合に持っていくとうまくまとまりそうな気がします。つまり実質上、四島は買っても良いのではないかと。資金は対中ODAを即時全廃してそれに充てるべき(笑) プーチン大統領はロシア国民に絶大な人気があります。そういった強い大統領は、少々の国民の非難を恐れず、大きな決断ができます。私はコッソリ期待しています。

日本の未来を大きく左右する、11月の日露首脳会談。現実に即して優先順位を間違うことなく、ロシアとの友好関係を確立する事こそが日本の国益です。


コメント
投稿者:榊雲水(2005年09月29日 10:16)
 北方領土問題は難しいですね。私も当初はここにこだわらなくてもと思いましたが、現地のロシア人の中には、「自衛隊はなぜ樺太を占領しないんだ」という人もいます。ロシアにあいそをつかしているんですよ。
 ここを譲れば、竹島もやられるでしょう。尖閣の安全も脅かされることになるでしょう。とすれば、いっそ尖閣以外はうまく論理付けをして、あきらめるのも手です。(時効)
 そのかわり・・半島の反日教育を断罪し、日本の領海内での操業は認めない。ロシアとは安全保障条約を結ぶ。4島への自由渡航と資源活用を認める。シベリア鉄道の安全な輸送の保障(荷物が盗まれる)などかな・・
 そのうちブログに載せますね・・
投稿者:BlogPetのあん(2005年09月29日 10:23)
アメリカでうまく犯罪とか、北方領土と、大きく基盤とかあることは
特別予算とかしています
まったりが、国連本部と少なく多大と、劣悪とか画した
モスクワでない事です国際原子力機関と広い日本経済新聞北方領土とかみられる
政権と首脳を空想しなかった?


投稿者:まったり(2005年10月08日 23:06)
榊雲水さん コメントありがとうございます。しばらくネットを離れていて返事が遅れまして申し訳ありません。

落とし所は難しいですが、ロシアが中国に付くか付かないかは日本の安全保障上、重大な問題です。中共とは今後とも相容れない事は確実ですから、日本としては中共対策に全力を傾注すべきと思います。
竹島も難しいですね。韓国が赤化するかどうかは日本にとってはこれも安全保障上重大ですからね。半島南部にミサイル基地など設置されたら、対馬や福岡あたりは脅威になってしまいます。
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