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北朝鮮
万景峰号が出港、今後しばらく過密スケジュール
5か月ぶりに新潟市の新潟西港に入港していた北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」号が19日午前、朝鮮大学校の学生ら在日朝鮮人203人と、食料品などの貨物約100トンを乗せ、北朝鮮の元山(ウォンサン)港に向けて出港した。
県警の厳戒態勢が敷かれ報道関係者約30人が見守る中、学生らは複雑な表情で乗船した。岸壁周辺では、朝から右翼団体の街宣車が同船の入港反対を訴えた。
同船の今後の新潟西港への入港予定日は23、30日、6月4、10、27日。4日は異例の日帰りだが、その他は翌日の出港予定。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は「改正船舶油濁損害賠償保障法の関係で運航できなかった分を取り戻すために過密スケジュールになった」としている。(読売新聞) - 5月19日12時23分更新
万景峰号(Wikipedia)
万景峰号は、名目の上では北朝鮮・元山にある海運会社が所有する貨客船で、主に日本の新潟と北朝鮮の元山を結ぶ。船名は平壌郊外にある山、万景峰から名付けられた。
1971年5月に初代の万景峰が就役し、現在の万景峰92は三代目で、1992年に清津で進水し、同年6月より現在の任務に就いている(船名の92は進水年を表す)。
万景峰92
全長:162.1 m
全幅:20.5 m
総トン数:9,672 t
機関:ティーゼルエンジン2基、2軸 15,600馬力
最大速力:23ノット
定員:350名
この船の建造費用は全て在日朝鮮人からの資金によって賄われている。
電子部品持ち出し疑惑・外為法違反疑惑
この船にまつわる疑惑としては、元北朝鮮工作員の証言から輸出規制品の密輸、外為法違反の大量の現金持ち出し、日本で活動する北朝鮮工作員の連絡活動、北朝鮮工作船の支援などがある。
日本と国交の無い北朝鮮であるが、万景峰号を利用して、コンピュータ部品やステンレス材などのミサイル部品、あるいはミサイルの加工機械など禁制品の違法の持ち出し、多量の麻薬の持ち込み、外為法に違反しての現金(円)の持ち出しなどがされてきたとされ、ソニーのプレイステーションなど日本製の家庭用ゲーム機器の持ち出しも確認されている。
これらの密輸品は核兵器の開発や、日本が射程に入るミサイルの部品、軍用品などに利用されていると言われる。また現金の持ち出しに関しては軍事用の資金になっていると言われている。
2003年5月には、アメリカの議会公聴会で、北朝鮮技師によって、万景峰号によってミサイル部品が日本から運ばれたとの証言があったが、証言の信憑性については韓国政府からは疑問視されている。
ポートステートコントロール
最近では、日本人拉致の際にこの船を使用したとの元北朝鮮工作員の証言や日本上空を通過するミサイル発射実験などによる日本の反北朝鮮感情から、日本政府はこの船に対してポートステートコントロール (PSC) などで厳しい検査を行っている。
これに対して日本政府は法律に則った対応をしているが、問題の多い北朝鮮船に対してはそれ以上の入航拒否などを念頭に入れた法律の制定も検討されている。
これに対して親戚へ物品輸送の手段を奪うのは人道に反するとの意見や、国際港の開港の原則からいって入港を拒むことは不可能であるとの指摘もある。
万景峰号(はてなダイアリー)
■ 客船
北朝鮮と日本を結ぶ不定期便で、初代船が1971年から就航している。現在使われているのは、1992年進水の3代目「万景峰92」。北朝鮮・清津の造船所で完成。建造費用約80億円は在日朝鮮人の寄付でまかなわれた。
排水量9672トン、定員350人、全長126メートル、全幅20.4メートル。7800馬力のエンジン2機やエレベーター、横揺れ防止装置などの主要部品は、大半が日本製で日本のドックで定期点検している。格納庫には大型バス8台を積める。
片道27時間かけ、元山−新潟間を年20−30回往復。一般運賃は日本からの場合、往復5万円。大食堂や売店、映写室、診療室などを設備。約200人分の客室は、応接室や浴室を備える特等から大部屋の3等までに分かれ、各室に故金日成国家主席と金正日総書記の肖像がかけられている。
なお、辻元清美元国会議員が代表を務めていたピースボートは、過去の航海で万景峰号92を使用していた。
■ 疑惑
工作員潜入、密輸出入
新潟日報特集 疑惑の万景峰号
拠点
ほんろう
原点
不正送金
在日
世論
眞悟の時事通信/万景峰号の入港
万景峰号とは何か
北朝鮮の対日工作母船である。
この船は、在日朝鮮人の寄付により建造された大型貨客船である。
この船で、人、物、金が、日本から北朝鮮へ、北朝鮮から日本へ流れている。
日本から北朝鮮に流れる物は、ミサイルの部品、生物化学兵器の原料、首領様の喜ぶ贅沢品や嗜好品とカネである。
北朝鮮から日本に流れる物は、覚せい剤、麻薬、偽札などである。
この船に、北朝鮮主脳部が乗り込み、在日工作組織を船に呼び寄せて工作指令をだしていた。
また、無念極まりないが、拉致された日本人が、この船で貨物のように運ばれた!
我が国の対応
我が国では、東京の朝鮮総連本部ビルなどの朝鮮総連関連の不動産が、固定資産税を免除されていたように、北朝鮮の万景峰号は、特別扱いを受けていた。
即ち、朝鮮総連関係者の証言によれば、この船に積み込む積荷の検査、運び出す物資の検査は、形式的で、驚くべきことに、朝鮮総連関係者の立会いのもとに行われていたという。
従って、我が行政当局は、ミサイルの部品が運ばれたことも、覚せい剤や偽札が入ってきたことも、拉致被害者が運び去られたことも、何も知らないできた。
この行政の対応に憤りを集中してはならない。
巨悪が背後にいる。
この行政の背信を可能にしてきたのは、朝鮮総連の工作活動に嵌りこみ迎合した自民党幹部である。
朝鮮総連は、この与党の有力者を懐柔して、この力をかさにきて、我が国の行政を歪めてきたのである。
この与党に対する工作活動とは、すなわちカネである。幹部には、一億円の現金が相場である。
この工作資金の出所は、朝鮮信用金庫つまり朝銀である。
だから朝銀は、全て破綻した。
この破綻した朝銀に、我が国政府は一兆四千億円の公的資金を入れた。
この背信的資金投入を可能にしたのも、朝鮮総連の日本政界に対する工作活動の「成果」である。
この通り、朝鮮総連の工作活動には元手入らない。自腹を切る必要もない。全て、日本国民の税金で賄われてきた。
従って、朝鮮総連の工作活動に屈した政治家は二重の意味で売国奴である。
いずれ近いうちに、彼等のことは明らかになるであろう。いや、もう既になっている。しかし、与党だから封印しているのだ。
以上のとおり、万景峰号は、北朝鮮の工作活動と、日本の堕落の象徴である。この二つは、一卵性双生児のように一対である。
だから、万景峰号に対して新たな対処をなし得るか否かは、北朝鮮の工作活動の究明と、日本を堕落から救うことにができるか否かがかかっている。
そして、これらはともに、日本国民を救うにとどまらず、金独裁体制化で飢えて苦しんでいる二千万人の北朝鮮人民を救うことである。
以上は全文ではなく、一部の引用です。
眞悟の時事通信/万景峰号はいかに作用するか
酔夢ing Voice西村幸祐 万景峰号と日本人一人ひとりとの関係。
北朝鮮船18隻 国交省ずさん審査 契約の保険会社、支払い拒否“常習”
国土交通省が「改正船舶油濁損害賠償保障法」(改正油濁法)に従って日本への入港に“お墨付き”を与えた北朝鮮船と「船主責任保険(PI保険)」契約を結んでいる保険会社が、これまでに度々、保険金支払いを拒否し、訴訟を起こされていることが、分かった。国交省関係者は「無保険船の“逃げ得”を防ぐための改正油濁法の実効性を損なう恐れもある」と懸念するが、「入港証明書(保障契約証明書)」を交付した国交省の審査の杜撰(ずさん)さこそ、問題になりそうだ。
問題の保険会社と契約した船が日本の港で座礁事故を起こした場合、最悪、保険金が受けられず、流出重油除去や船体撤去の作業にともなう費用の補償が、受けられない可能性がある。
今年三月に施行された改正油濁法で、日本に入港しようとする百トン以上の船舶は、PI保険への加入が義務付けられた。入港に先立ち、船舶側は、国交相から入港証明書の交付を受けなければならず、証明書は、国交省が保険会社の保険金支払い実績や契約内容を審査して交付される。
北朝鮮籍船ではこれまで、貨客船「万景峰92」(十一日交付)を含む二十隻が審査をパスして入港証明書を受けている。このうち十八隻は、登記上、ニュージーランドにある保険会社とPI保険を契約。証明書の交付申請を受けた国交省は、契約内容を審査した結果、この十八隻に、入港証明書を交付した。しかし、海上保安庁や外務省(ニュージーランド大使館)が調査したところ、北朝鮮船十八隻が契約した保険会社は、ニュージーランドの法律に適合しないことが判明した。
平成十五年七月には、南太平洋上で起きた日本漁船と台湾漁船の衝突事故で、契約していた台湾漁船に対する保険金の支払いを拒否。このため、日本漁船側から東京地裁に提訴され、今年一月、一審で保険金を支払うよう判決を受けながら「契約を締結した会社は倒産した別会社である」として保険金を支払っていなかったことが分かった。
問題の保険会社のオーナーは、イギリス南部に在住するといわれているが、このオーナーがかつて経営していた別名称の保険会社は平成六年、ホンジュラス籍船と韓国船が衝突した死亡事故の際にも東京地裁に提訴され、二億八千万円の支払い判決(十二年一月)を無視。保険会社は事故後、倒産を理由に支払いを拒み、「保険の支払い、信用力への不安が排除できない」(政府関係者)という。
保険会社と契約した北朝鮮船に入港証明を出したことについて、国交省内部にも、保険支払い能力を疑問視する声があり、国交省関係者は「十八隻の保険審査が甘かった、と批判されても仕方がない」と語る。
産経新聞社の取材に審査を担当した国交省海事局の担当者は「わが国の被害者保護上、問題ないということで認めた」と説明しているが、問題がないとする根拠については、明確には回答していない。
◆◇◆
≪業界も「怪しい」≫
北朝鮮船と保険契約を結んだ保険会社は、日本の損保業界でも「怪しい会社」としてうわさになっている。
大手損保会社の船舶保険担当者は「今回、北朝鮮が契約するまで全く知らなかった会社。北朝鮮以外、どこの船主が加入しているかも分からない。実際に支払い能力があるのだろうか」と話す。
PI保険を取り扱うのは、船主が集まって加入する共済組織的な保険会社。世界でロンドンやノルウェーを中心に二十社近くあるが、「いずれも実績があり、判決を無視してまで保険金を支払わない会社など考えられない」(同)。
北朝鮮は、これまで無保険や少額の保険金でトラブルを繰り返してきた。損保業界では「入港証明書ほしさから、掛け金が安い、ペーパー会社のような保険会社に近づいたのではないか」との憶測も広がっている。
PI保険の審査は、船舶の安全性や船会社の信頼性など、チェック項目は多い。しかし、掛け金は伝統的に安く、別の大手損保関係者は「安易な審査で引き受ける保険会社も世界にはある。日本の損保会社の基準に照らすと、補償基準があいまいだったり、保険会社に一方的に有利な契約内容だったりする」と話す。
◇
【船主責任保険(PI保険)】船舶の座礁事故などが起きた際、船体の撤去費用のほか、流出した油の除去、水産物被害補償、乗組員の救助の費用について補填(ほてん)する保険。3月から施行された改正船舶油濁損害賠償保障法では、日本に入港する100トン以上の船に加入を義務付けた。国土交通省の調査(平成15年)では、年間365回以上入港している国の平均加入率は、72・8%。北朝鮮の加入率は、2・5%で最も低かった。「援助」と「制裁」のパラドックス海洋国家・日本の課題〜対北朝鮮、シーレーン朝銀って何?公的資金投入って何?なんだか今回も資料庫投稿になるような気がしてきました。
最後にちょっとだけホッとするニュースを。
[高速巡視船]東京湾でお披露目 工作船事件踏まえ建造
海上保安庁福岡海上保安部に今年3月就役した最新の大型巡視船「あそ」の公開航行が20日午前、東京湾で行われた。28〜29日の同庁観閲式に参加するのを前に報道陣へのお披露目となった。
長さ79メートル、総トン数770トン。大型船としては初めて30ノット(時速55キロ)以上の高速性能で、射撃精度の高い40ミリ機関砲の最新型を備える。高速警備救難艇のほか、英語、中国語など5カ国語による停戦命令表示装置も搭載した。
01年12月の鹿児島・奄美大島沖・北朝鮮工作船沈没事件の検証結果を踏まえ、荒天下の高速追跡と安全な距離からの射撃性能が必要と、56億円をかけて建造された。【武田良敬】2005年05月20日10時30分ニュースサイトのニュースはリンク切れになることがありますので
冗長ですが、保存のために全文引用としました。
興味をもって調べ始めたのですが、あまりの根の深さに
暗澹たる気持ちになりました。
なぜ北朝鮮の悪の象徴でもあり、生命線でもある
万景峰号の入港を許可してしまったのでしょうか。
まったくもって理解できません。
言うべきことは引用した記事でそれぞれの方が言っておられるので
私は付け加えるべき意見など何もありません。
このような犯罪行為を許してきた日本国民の無知という罪。
知らせることの出来なかったメディアの罪。
国を売ってまで北朝鮮に便宜を図った政治家や、政党、官僚。
どこからどう直していけば良いのでしょうか?
引用だらけの何の芸も主張もない投稿ですが、
この投稿によって1人でも多くこのことを知っていただけたのなら、
今まで知らなかった私の罪も少しは軽くなるのでしょうか・・・
今回の投稿は前稿の
北朝鮮の火遊びを踏まえたものですので
目を通されたことのない方は、まず前稿に目をお通しください。
露大統領:米国や日本の北朝鮮に対する強硬姿勢批判
【モスクワ西岡省二】9日のタス通信によると、プーチン露大統領が米CBSのインタビューで、最近の北朝鮮情勢について「パートナー諸国の厳しい圧力が北朝鮮の変化を妨げている」と述べ、米国や日本の北朝鮮に対する強硬姿勢を批判した。6カ国協議再開の見通しが立たず、核実験間近との情報が飛び交う中、伝統的友邦国ロシアが訪朝団を送り事態収拾に乗り出したが、実質的な成果を上げられなかった。プーチン大統領の発言は、北朝鮮を除く協議参加国首脳が一堂に集まった対独戦勝60周年記念式典をとらえて、各国との首脳会談などを通じて現状打開を図りたい狙いがあるとみられる。
プーチン大統領はインタビューで金正日(キムジョンイル)総書記を「過去3回会ったが、自らの国を良い方向に向かわせるための変化を望んでいる人物だ」と評価。その変化を妨げているのは「過去であり、今日のさまざまな状況であり、複数のパートナー諸国による相当厳しい圧力だ」と指摘した上で、「現状を袋小路に追い込んではならない。対話を基礎とした6カ国協議の枠組みを用いることが必要だ」と訴えた。
ロシアは今月5〜7日、金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長ら北朝鮮指導部と核問題について協議するため、コサチョフ下院外交委員長ら代表団を平壌に派遣した。朝鮮中央通信によると、北朝鮮側は「(米国の敵視政策が原因で)6カ国協議に参加できず、核兵器庫を強化し続ける決心をした」と従来の見解を説明し「米国が誠意を見せて条件が整えば、6カ国協議にいつでも出る」と繰り返した。
しかし、タス通信によると、露側が地下核実験準備の情報について真偽を問いただすと、北朝鮮側は明確な回答を避けながらも「否定しなかった」(コサチョフ氏)という。北朝鮮側に核拡散防止条約(NPT)復帰を含む国際協調体制に加わるよう求めても、難色を示した。コサチョフ氏は協議後、「次の行動を露指導部が検討する」と語っており、プーチン大統領の発言は訪朝団の報告を受けたものとみられる。
露朝関係に詳しいモスクワ国際関係大学のユーリー・フョードロフ教授は「コサチョフ氏は外務省勤務が長い。彼がいらだち、周囲に『毅然(きぜん)とした行動を取らなければならない』と話しているので、露朝関係を険悪にさせるほどの激しい応酬が北朝鮮との間であったと考えるべきだ」との見方を示した。毎日新聞 2005年5月9日 21時40分ロシアはなんと、北朝鮮寄りの立場をとるようです。
先のアフガニスタンのタリバン征伐で裏庭の中央アジアに
楔を打ち込まれウクライナにも西側政権が誕生するなど、
アメリカに追い込まれつつあるロシア。
中央アジアが裏庭にあたるのは中国も同じ。
最近の中ロ接近の動きも着々と世界戦略を進めつつある
アメリカに対抗牽制する同盟という意味合いなのでしょう。
北朝鮮が潰れてしまえば次は我々だという意識は
中ロは常に危機意識として持ってきたはずです。
また人権抑圧、言論統制の非道国家として定評ある北朝鮮が
存在する限り、中ロは安泰ともいえたわけです。
やはり北朝鮮問題は根が深いようです。
中ロは決して北朝鮮を自分から潰そうとはしないでしょうし、
万が一アメリカが北朝鮮への攻撃を決行する場合でも
協力どころか妨害すらしかねないと思います。
日本の次に核脅威の当事国である韓国はというと・・・
韓国と北 平壌で来月「統一祝典」 共同宣言5周年 危機回避演出狙う
【ソウル=久保田るり子】六月十五日に金大中前大統領と金正日総書記による南北共同宣言から五周年を迎える韓国と北朝鮮は、平壌で「民族統一大祝典」を計画している。行事は民間レベルだが韓国から議員団も参加の予定だ。六カ国協議中断から一年を迎え、核実験への懸念で緊張が高まっているが、「六・一五」には危機回避を国際社会に印象付ける南北による“平和アピール”があるのでは、などの予測も出ている。
「民族統一大祝典」は六月十四日から四日間、平壌で開かれる予定だ。韓国から与野党議員など六百十五人が訪朝の計画で、海外からも約三百人が参加する。
南北の祝典準備委員会は四月末に北朝鮮・金剛山で行事に関する「共同報道文」を発表した。報道文は、「祝典は自主、平和、統一を開く民族大行進、芸術公演、体育大会など六・一五共同宣言発表五周年を記念する多彩な行事を行う」としている。民族大行進は、中朝国境の北朝鮮・白頭山から済州島の漢拏山までの南北を縦走する計画だが、実施できるかどうかは協議中の段階だ。このところの核実験懸念など危機感が高まっているが「北朝鮮から日程変更の連絡はなく、行事は予定通り行われる見通し」(韓国側)という。
南北は、昨夏の故金日成主席十周忌に韓国政府が弔問団を許可しなかったことなどに北朝鮮が反発、政府レベル交流が止まっている。さきのアジア・アフリカ会議で韓国の李海●首相と北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長が会談したが、正常化には至っていない。したがって六・一五行事はあくまで「民間レベル」だが、きわめて政治色の濃い行事で、双方の政府管理下で行われる。
韓国の大統領府は「六・一五行事」について発表していないが、緊張時だけに水面下の動きが注目されている。また、北朝鮮側は「民族共同の統一行事」と位置づけているため、「南北による政治アピール」の可能性が取りざたされているのだ。
韓国政府は一連の北朝鮮危機報道には距離を保っている。十日も政府当局者が「北朝鮮が核実験の準備を行っているという兆候がキャッチされたことはない。そのような情報を米国側から通告されたこともない」などと述べ、問題の平和的解決を主張し経済制裁や国連安保理付託には反対の立場だ。
●=「王」ヘンに「贊」(産経新聞) - 5月12日2時55分更新こんなことやってます。自らの民族原理主義で完全に自己催眠状態。
ある意味、哀れな国です。完全に自業自得だとしても。
この国は冗談ではなく、アメリカが北朝鮮を攻撃したら
北朝鮮側に立ってアメリカに宣戦布告しかねません。
アメリカさんも油断はないと思いますが、あの民族だけは常識では
はかれないことは北も南も変わりありませんから注意が必要です。
日本は憲法の制約があり北朝鮮に対して武力攻撃などできません。
せいぜいできたところで経済制裁が精一杯です。
残念ながらこれが現実。
中ロは北朝鮮への武力行使には最後まで反対するでしょうし、
韓国は全くあてにできず、日本も自ら武力による解決はできない。
やはり6カ国協議には全く期待できません。
あとはアメリカとブッシュのやる気次第です。
日本ができる事といえば、ブッシュさんを説得して
北朝鮮の核施設に対して空爆などを決行してもらうしかありません。
ここは
「戦費は日本が負担します」ぐらいは言っても良いのでは。
日本自身で事を解決できないのは全く情けないの一言ですが、
この状況を打開するにはアメリカに動いてもらうしか手がありません。
今回の件は有事の際にはアメリカは本当に日本を守る意思があるのか
ある意味、踏絵的な意味合いを持つものになると思います。
今までも制裁の好機は何度もあったにもかかわらず、結果として
このような危機的状況に至るまで放置してしまったこと自体が
なにやらアメリカの裏の意図がうっすら透けて見えるようですが、
北朝鮮問題で日本が頼りにできるのはアメリカだけです。
疑念は隠して、アメリカにその気になってもらうしかありません。
[米大統領]6カ国協議堅持を強調 会見で金総書記批判
【ワシントン笠原敏彦】ブッシュ米大統領は28日夜(日本時間29日朝)、ホワイトハウスで記者会見し、北朝鮮の核問題はあくまで6カ国協議を通して解決策を探る姿勢を強調し、国連安保理に付託する場合には中国、日本など協議関係国の同意が前提になる、と語った。一方で、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記を「危険な人間」「暴君」と呼び、米軍の大規模なイラク駐留が北朝鮮への軍事オプションを制限することはない、との強硬な姿勢も改めて示した。北朝鮮の反発は必至と見られる。
ブッシュ大統領は、金総書記が国民を飢えさせ、巨大な強制収容所を運営している「危険な人間だ」と指摘。同国が核兵器のミサイル搭載能力を持つかどうかは不明だとしながらも、「金正日(総書記)のような『暴君』を相手にする場合は、それが可能だと考えた方が無難だ」と述べた。
6カ国協議は昨年6月に3回目を開いた後、北朝鮮が復帰に応じず、再開のめどは立っていない。ブッシュ大統領は、外交的解決には周辺国を巻き込んだ同協議が「唯一の道だ」とした上で、協議を打ち切る期限については「我々(北朝鮮を除く5カ国)のコンセンサスによって決まる」との柔軟な姿勢を見せた。
ブッシュ大統領はまた、ライス米国務長官が先に問題の安保理付託の可能性に言及したことに触れ、「(安保理付託には)関係国の同意がいる。なぜなら、安保理で拒否権を持つ国(中国、ロシア)があるからだ」と語った。
一方で、北朝鮮への軍事行動も関係国の合意の対象かとの質問には、「(合意は)外交に関してのことだ」と答え、その対象ではないとした。
会見はテレビのゴールデンタイムに合わせ午後8時から行われた。
「米の侵略」撃退誇示か=軍の士気高揚を意識−北朝鮮のミサイル発射
【ソウル2日時事】北朝鮮が1日、射程100キロ前後のミサイルを発射したのは「(米国の)いかなる侵略にも対処できるよう、万端の戦闘動員態勢を堅持」(労働党機関紙・労働新聞)する姿勢の表れとの観測が浮上している。発射されたのが地対艦ミサイルなど「防衛用の性格が強い」(韓国国防省当局者)タイプだったとみられるためで、米国が軍事攻撃に踏み切れば撃退するとの意思を誇示した可能性が大きい。
労働新聞は、軍創建73周年に当たる4月25日、「不敗の軍として一段と強固に準備すべきだ」と主張した。韓国消息筋も「北朝鮮は最近、国内向けに米国との対決の構えを打ち出している」と指摘する。こうした中でのミサイル発射は、自国の軍部の士気高揚を意識したと考えるのが妥当だ。
<北朝鮮ミサイル>「驚くことではない」米大統領首席補佐官
【ワシントン笠原敏彦】北朝鮮が1日に短距離ミサイルの発射実験を行ったことについて、カード米大統領首席補佐官は同日、CNNテレビのインタビューで「驚くことではない。北朝鮮はこれまでもミサイル実験を行ってきた」と述べた。カード氏は詳細は知らないとした上で、ミサイルは日本海に着弾したとみられると答えた。
カード首席補佐官はまた、6カ国協議のメンバー国などと協調し、北朝鮮の行動が不適切であることを示していかなければならないと指摘。その上で、「彼(金正日=キムジョンイル=総書記)は世界の国々と共にあることを心地よく思わない指導者だ。我々はこの現実を認識する必要がある」と語った。
一方、ロイター通信は、米政府高官の話として、北朝鮮が4月29日に発射実験を試みたが失敗、1日に再実験を行ったとの見方を報じた。
日韓両政府:北朝鮮のミサイル発射実験を重大視せず
【ライブドア・ニュース 05月02日】− AP通信によると、日韓両政府は2日、北朝鮮が1日朝、日本海に向けてミサイル発射実験を行った問題について、発射されたのは日本まで到達しない短距離ミサイルであるうえ、北朝鮮の核開発計画とは無関係とし、今回のミサイル実験を重大視しない考えを示した。
細田博之官房長官は同日の会見で、今回のミサイル実験について、確認されたわけではないが、ミサイルは短距離のものだったらしく、同様な実験はたびたびあるようだとし、「(北朝鮮国内の)普通の軍事訓練のようなものだろう」と述べ、日本の安全保障を脅かすものではないとの見方を示した。
一方、韓国の宋旻淳(ソン・ミンスン)・外交通商次官補は、同国の聯合ニュースに対し、「今回のミサイルは、短距離型で、核弾頭を搭載できるものとは大きな差がある」と述べ、ミサイル実験と核開発計画との関係性を否定した。さらに同次官補は、米国政府が同盟国に対して、6月にも北朝鮮が地下核実験を行う準備が整うことを警告したとの報道について、韓国政府はそうした通知を受け取っていないと語った。韓国政府関係者からも、北朝鮮が核実験を準備している兆候はつかんでいないと指摘されている。
また、米国側では、ホワイトハウスのアンドリュー・カード首席補佐官が、実験の事実を確認したことを明らかにしたが、実験そのものについては、「以前にもミサイル発射実験をしたことがあるので、驚いてはいない」と反応していた。
[中国]米大統領の期待表明に不満 北朝鮮核問題で
28日に記者会見したブッシュ米大統領は、北朝鮮核問題の外交的解決には6カ国協議が「唯一の道」と語るとともに、北朝鮮に影響力を持つ中国の役割に強い期待感を表明。しかし、中国側からは「米国こそより柔軟姿勢を示すべきだ」との不満が漏れる。ブッシュ大統領の支持表明は、突破口が開ける見通しは立っていない。北朝鮮の将軍様がまた火遊びを始めたようです。
膠着状態が続きなかなか解決の糸口が見えない北朝鮮問題。
拙いながらも色々考察してみます。
北朝鮮は中国、韓国、ロシアと国境を接し、共産主義の腐れ縁で
政治的に中国やロシアとの関係が深いのですが、
自由主義陣営であるはずの韓国も、己の民族原理主義で盲目となり、
愚かにも北朝鮮寄りの姿勢が顕著になってきています。
このため6カ国協議での解決は事実上不可能になったと思います。
アメリカでも中国でも過去に潰そうと思えばいつでも潰せた
北朝鮮がなぜ今まで存続し得たかという謎ですが、
それを解くまでもなく
北朝鮮の存在を必要としている国があるという現実がその裏に見えてきます。
中国にとっては北朝鮮のような強烈な「独裁圧制政府」があることで
中国自身の「独裁」「圧制」に国際社会の耳目が集まるのを防ぐことが
できます。さらに自らは手を汚すことなく北朝鮮に汚れ役を任せる
ことで周辺地域にも影響力を振るうことができます。
自らは手を汚さない悪代官と実動隊のチンピラに似ています。
中国は北朝鮮を保護(表向きは監督)し、体制を保証します。
北朝鮮は中国の後ろ盾があるので「やりたい放題」ができます。
このような持ちつ持たれつの関係にある中国と北朝鮮。
中国は北朝鮮を今まで以上に利用したいので、
最後まで北朝鮮への制裁には反対し続けると思います。
次はアメリカ。イラクのサダム・フセインより
北朝鮮の金正日の方がよほど危険で、
フセインの罪が限りなくグレーに近いのに対して、
金正日の罪は明らかに真っ黒。
それなのにイラクには侵攻し、北朝鮮に対しては「口」撃のみ。
イラクには原油があったから?それも要因のひとつでしょう。
「分割して統治せよ」古代ローマの対外戦略です。
北朝鮮の存在はアメリカにとっても都合が良かったのです。
なぜなら
北朝鮮という脅威が存在する限り日本はアメリカを必要とするからです。北朝鮮の存在がなくなれば日本にとって在日米軍の
存在意義は薄れます。そして在日米軍は削減の圧力を受けるでしょう。
このことはアメリカの東アジア地域に対しての影響力の減退を
意味します。もちろんアメリカはそのことを望みません。
中国ほどではないにしても北朝鮮に影響力のあるロシア。
同じ意味でロシアにとっても北朝鮮は対日カードです。
韓国は・・・まあ、無視しても問題ないでしょう(笑)
6月期限に安保理付託も 対北朝鮮で政府ブッシュ大統領:北朝鮮核問題の解決で6ヵ国協議堅持を強調6カ国協議はおそらくなにも生み出すことはできません。
北朝鮮の核問題については、その解決に向けて
何か努力する姿勢は見せないと国際社会から非難を浴びますから、
アメリカ、中国、ロシアはそれとなくポーズをとっているだけです。
そして北朝鮮の将軍様はそれを明らかに見通しています。
まさに壮大かつ愚かな茶番劇。
このような状況で最も得をするのが北朝鮮とその将軍様。
次に中国、ロシア、アメリカ。損をするのは日本。
韓国は・・・何も考えてないみたいなので放って置きましょう(笑)
時を徒に北朝鮮に与え続ければ、核弾頭やミサイルの開発も進み、
日本の脅威は日々増し続けます。6月までなんて悠長なこと
いってる場合じゃありません。
日本は単独でも即刻、安保理に付託するべきです。
最後に北朝鮮の参考資料を。
朝鮮民主主義人民共和国(Wikipedia)「宇宙からみた地球夜景」は必見。
テポドン(Wikipedia)まだまだたいしたことはないようですが、油断は禁物です。
主体思想(Wikipedia)思想自体のトホホぶりもさることながら
関連リンクのトホホぶりたるや・・・目が点になること間違い無しです。
あなたの一押しが私の力になります